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海への散骨の意味とは?そのメリット、とデメリットと問題点

明日、海へ還る・・

海に遺骨を還す、海洋散骨に注目が集まっています。

日本ではご遺骨はお墓に納める「納骨」が一般的でしたが、価値観や生活スタイルが多様化し、ご遺骨をお墓に納める納骨以外の方法を求める人が増えています。

お墓への納骨以外にご遺骨を納める方法として、ご遺骨を土に埋め木を植える「樹木葬」、ロケットにご遺骨の一部を乗せて宇宙に打ち上げる「宇宙葬」、そして海にご遺骨を還す「海洋散骨」などがあります。

この記事では「海洋散骨」の意味と「海洋散骨」がもつメリットとデメリットと問題点についてを解説します。

目次

海洋散骨の意味とは

「海洋散骨」とはご遺骨を粉末状にして海に還すことです。

粉末状にしたご遺骨を海に還すことで、ご遺骨が分解されて故人様は母なる海に還っていくことができます。

海外では「海洋散骨」は一般的で、ハワイでの「海洋散骨」は人気が高く、日本からのツアーも組まれています。

近年、日本国内でも海洋散骨をする人が増えていて、マスコミで取り上げられることも増えています。

日本で「海洋散骨」をする場合は、専門の業者に依頼するのが一般的です。

日本で「海洋散骨」をするには、陸地や海水浴場、漁場、フェリーなどの航路から離れた場所で執り行う必要があり、船がないと「海洋散骨」することは難しいです。

海洋散骨のメリット(利点)とデメリット

海洋散骨にはメリット(利点)とデメリット(欠点)がそれぞれあります。

メリットとデメリットについて解説します。

海洋散骨のメリット① 金銭的な負担が軽減される


「海洋散骨」のメリットは、お墓が必要ないためご遺族の金銭的な負担が大きく軽減されます。

(株)鎌倉新書が毎年調査をおこなっている「お墓の消費者全国実態調査(2025年)」によると、お墓の平均購入価格は、一般墓155.7万円、樹木葬67.8万円、納骨堂79.3万円となっています。

一方、海洋散骨の価格帯は、チャーター散骨で30万円~50万円、合同散骨で18万円~25万円、代行散骨で3万円~10万円ぐらいが一般的な相場です。

一般墓でも150万円以上、比較的価格が抑えらえる樹木葬や納骨堂でも60~70万円代で「海洋散骨」の場合は高くても50万を下回り、北海道小樽クイック海洋散骨がご提供している「代行散骨」は32000円とリーズナブルな価格となります。

海洋散骨のメリット② 次世代への負担が残らない

お墓の場合はお墓を維持しなければなりません。故人が眠るお墓をキレイに掃除するなど年に数回はお墓を清掃しなければなりませんが、「海洋散骨」の場合は維持の手間はまったくかかりません。

そして「お墓」の場合は跡継ぎも必要になりますが、「海洋散骨」の場合は跡継ぎ問題も不要です。

海洋散骨を選択する理由として、「この先墓守がいない」「子や孫に負担をかけたくない」といった、次世代に負担を残すことを避けたいという思いがあります。

家のお墓は、原則として家族の誰かが「墓守」となって管理しなくてはなりません。

管理者が、管理費用を滞納したり払わない状態が続くと、そのお墓は「無縁墓」とみなされ、墓は荒れてしまい、こうした状態が続けば撤去されてしまいます。

最近では、「永代供養」と呼ばれる「墓守」が必要ない供養方法や、合葬墓や納骨堂、樹木葬のような墓地も増えています。しかし、墓参りが求められるなどの負担は避けられません。

海洋散骨は海に遺骨が還るので、遺される家族にも負担のかからない供養方法であるといえます。

海洋散骨のメリット③ 様々な価値観に対応

また、個人の価値観が多様化しているので、「墓に入るのではなく好きだった海に還りたい」という故人の願いを叶えることもできます。

国内外でも多くの著名人が生前に愛した海への散骨を希望し、遺志を汲んだ遺族が故人が望んだ海への散骨を行っています。

海洋散骨のメリット④ 自然環境に優しい

海洋散骨は、「自然葬」とも呼ばれています。

自然から生まれた人間を、海に散骨することで自然の戻すという、生物の循環サイクルに則った供養方法です。

近年、環境意識の高まりとともに、社会の持続可能性や地球環境の保全という観点で供養を考える人が増えています。

野山を切り拓く霊園開発は、環境破壊に繋がりますし、都会の真ん中に建設されているビル型の納骨堂も、未来永劫そこにビルが残るとは言い切れません。

さまざまな埋葬方法の中で海洋散骨は、地球環境にもっとも負荷が少なく、同時に故人の尊厳を守る葬送として注目されています。

海洋散骨のデメリット① 手元にご遺骨が残らない

「海洋散骨」のデメリットとしては、故人のご遺骨が残らなくなるので、ご遺骨のある場所へのお参りなどができなくなることです。

負担が少なく供養する対象を残す方法として、ご遺骨の一部を手元に残す手元供養という方法もあり、小さい骨壺や収納容器、ペンダントなどのアクセサリーの中に収容したりする供養方法を選ぶことができます。

海洋散骨のデメリット② お墓参りができなくなる

お墓参りをしなくてもいい、という利点にもなるのですが、墓参りをしたいという方からすると海洋散骨のデメリットともいえます。

こうした墓参りにこだわる場合も手元供養として一部のご遺骨を残し、節目のときには皆でお参りすることができます。

海洋散骨のデメリット③ 散骨後に遺族間でトラブルに

ご遺骨については様々な考え方があります。

散骨をするまえに遺族間でしっかり話し合いをしておく必要があります。

海洋散骨の問題点

海洋散骨の問題点は散骨してしまうと、お墓参りなど遺族が集う対象がなくなってしまうことです。

お墓への価値観は人それぞれで、特に世代間の違いも顕著です。

海洋散骨を行う場合は遺族で十分に話し合ってから執り行うことが重要です。

また環境汚染を懸念する声もきかれます。

古い火葬場で遺骨を火葬する際に人体に有害な六価クロムが付着する場合があります。

北海道小樽クイック海洋散骨では、ご遺骨を粉骨する際に必ず六価クロムの中和処理を行っていて、環境に影響の少ない海洋散骨を執り行っています。

海への散骨の意味とは?そのメリット、とデメリットと問題点 まとめ

海洋散骨は金銭的な負担が軽く、お墓の維持と跡継ぎ問題から解放され、自然に還りたいという故人の願いを叶えることができる埋葬方法です。

一方、散骨後に遺族がお墓に集うことができなくなるというデメリットもあります。

また六価クロムを中和するという処理も必要になっています。

北海道小樽クイック海洋散骨は「一般社団法人 日本海洋散骨協会」公認の海洋散骨アドバイザー試験に合格した専属のスタッフが法令とガイドラインに則った海洋散骨サービスをご提供します。

また北海道小樽クイック海洋散骨は、トヨタ自動車、三菱商事、IHI、資生堂などの大企業が利用する会員総数498万人を数える福利厚生サービス「WELBOX」に北海道の散骨業者としては唯一選定されています。

小樽での海洋散骨をご検討されている方は、信頼と実績の「北海道小樽クイック海洋散骨」へお気軽にお問い合わせください。

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